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イスタンブール~その4 早朝のブルーモスク~ [2012年トルコ・イタリア旅行]

やってきたトラムに乗ると中はスーツケースを持った日本人が何組か乗っていました。
時間帯からすると同じ便で来た人が多いと思いますが、皆さんちゃんと下調べをしてきているらしく、無駄に迷子になった人はいないようです。

トラムは10分もかからないうちにスルタンアフメット駅(Sultanahmet)に到着します。
この駅が世界遺産"イスタンブルの歴史地区(Historic Areas of Istanbul)"中心部の最寄り駅です。
トラムを降りると目の前にはたくさんの尖塔(ミナレット)が聳え立っていてイスラム圏にやってきた実感が湧き上がってきます。

駅から数分歩くとヒッポドローム(Hippodrome)に到着します。
まだ早朝のためほとんど人影はありません。
ここは東ローマ帝国時代には競馬場の跡地だったそうです。
ここには東ローマ帝国時代のオベリスク(記念碑)が立てられています。今はオベリスク以外は舗装されていて競馬場跡は見えませんが、地下には数々の遺構が残っているそうです。
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まだ時間も早いのでのんびりとオベリスク群を眺めていると、怪しいトルコ人に片言の日本後で声をかけられました。どうやらガイドブックを売りつけようとしているようです。
いらないと断ってもずっとついてきて振り切るのに往生しました。
日中ならもっとお金を持ってそうな人に声をかけると思うのですが、他にほとんど人がいなかったので私に声をかけてきたのでしょうか。
あとでこのトルコ人を目撃した時には韓国人に韓国語で話しかけていました。ある意味大したものだと思います。
それにしても片言の日本語で話しかけられると、こちらも何故か片言の日本語になってしまうのが不思議でなりません。

オベリスクを堪能したあとはブルーモスクに入ります。このモスクは建物の内部は早朝は非公開なものの、敷地内には早朝から入ることができます。朝早いので観光客もごく僅かで落ち着いて見学することができました。
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建物自体を楽しみたい人には早朝はお勧めです。実際に午後にもう1度覗いてみた時には人がいっぱいでゆっくり見ることが出来る状態ではありませんでした。

ブルーモスクでは次に行くトプカプ宮殿がオープンする少し前までの2時間近く滞在しました。
IMGP0072_R.JPG

このブルーモスクは建物の中が青いタイルやステンドグラスで彩られていることが名前の元になっているそうです。ブルーモスクという名前は通称で正式な名前はスルタンアフメット・ジャーミィ(Sultanahmet Camii)といいます。

モスクの敷地内には猫が沢山歩いてました。
他の所でも多く見かけたのでイスタンブールは猫が多い街のようです。
IMGP0063_R.JPG

観光地がオープンする時間が近づくと人が増えてきたので私もモスクを出て、イスタンブールで一番の目当てだったトプカプ宮殿へと移動します。

↓A.スルタンアフメット駅 B.スルタンアフメット公園 C.ブルーモスク

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